2010年8月18日水曜日

他人からの評価

なかなか面接を突破できずに悩んでいる人の話を聞くと、

実はとてもよい「武器」をもっているのにも関わらず

それを自覚できずに無駄にしている人がいます。


その1つの例が

「継続していること」

です。


・毎朝5時に起きている

・毎日英会話のCDを聞いている

・毎朝新聞の社説を写している


など何でもいいのですが、それを1年以上続けている「何か」はありませんか?

ラジオ体操をしている

でも何でもいいです。

とにかく続けていることであればいいです。


「継続力」は武器です。

それはなぜか。

人はコツコツと何かを続けることがなかなか難しいからです。


ただ、問題なのがそれをやっている自分にとっては

実際に続けられていることなので

「特に難しいことではい」

「たいしたことではい」

と思ってしまうことなのです。


しかし、他人から見れば

「よく続けられているな」

と思うものです。

私も

「朝4時~5時の間には起きています。」

というと、

「凄いですね。辛くないですか?」

と言われるのですが、辛ければ続けられないです。(^_^;

今ではそれが自然になっているので

私としては「凄いこと」ではないのですが、

早起きをしていない人にとっては凄いことなのです。


今日1番伝えたいのはここの部分です。


「継続している」ということは少なくとも

「コツコツと物事を続けられる」

という印象を相手に与えられます。


「私は粘り強い人間です」

と面接で声高に語るよりも

「私は毎朝早起きを続けています」

という言葉の方が強いのです。

実際に行動していますからね。

企業は

「私は粘り強いです」

と言ってくる人を嫌というほど見てきています。

その言葉も聞き飽きるくらい聞いています。

でも、実際に粘り強い人間が嫌いなわけではありません。

粘り強い、我慢強い人間でなければ

企業もしっかり教育を与えられませんので。

粘り強い・我慢強いということは最低限必要なことなのですが、

それを実証する「何か」を具体的に言って欲しいのです。


ですから、もしあなたが「継続している」ものがあるのなら

たとえあなた自信が

「そんなことたいしたことないよ」

と思ったとしても、それを武器として必ず使って欲しいのです。


自分が下す自分自身の評価と面接官の評価は必ずしも合致しない


ということを覚えておいてくださいね。



余談ですが、私のブログで「継続していること」についてのアンケートをしています。

たった2問しかないので是非参加してみてください。

結果は後日ブログで発表します。


「継続」についてのアンケート(PC用)
http://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dGlEcXREd2ZUV2tJbmlQekFHcEkyOEE6MQ



ということでした。

2 件のコメント:

  1. 初めまして。昨年就職活動の時期に、渡辺さんのテキストにお世話になった者です。

    その節は大変お世話になりました。自分の良さというものは中々気付かないものですよね。
    なんだか、自分で自分のココがいい!と言うには気恥ずかしい気もします。日本人はそうゆう自分への自信に関して本当に臆病です。

    だからこそ、自己分析でも行った他己評価って大切なのかな、と思います。私の読んだ本の中では人の良さをおにぎりの具に例えていました。背中に具があるから自分の良さは見えない。でも誰かの具は見ることができるから羨ましくなる・・・なるほど、と思ったものでした。

    あまりブログ内容とは関係なかったかもしれませんが(汗)

    これからも更新楽しみにしています。それでは。

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  2. コメントありがとうございます。

    気づけば、いつの間にかコメント全然ないブログになっていました。(T_T)

    コメントしてくれた勇気に感謝します。^_^;


    人の良さをおにぎりの具で例える、というのは面白いですね。

    自分には見えずに他人のものは良く見える・・・

    良さだけではなく、自分自身の色々なことに言えそうです。

    人から自分がどういう風に言われるのか、

    どういう風に思われているのか、

    そういうフィードバックはとても貴重な財産になります。

    自分のことをきちんと指摘してくれる友人などは

    大切な人だとつくづく思ったりもします。


    自分の長所や短所は大切な個性ですから

    大切にしていきたいですね。(^_^)

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