自己PRを作るときに、自分の長所と短所を書き連ねると思いますが、よく
「自分は短所ばかり思い浮かびます」
という人がいます。
しかし、短所がみつかればそれに付随して長所があるのです。
たとえば、緊張して上手く話せない、という短所は、
「その場面をとても重要なものとしてとらえ、きちんと話をしようとする性格」
なのかもしれません。
何もないのに人は緊張しないでしょうから、
緊張をするということは、その場面をとても大切に考えている証拠です。
人前で話すことの経験が少なくて緊張していしまう、
という原因であれば、
まだ経験が浅いですが、これから経験を積み、かつ上手な話し方を学ぶことにより
逆に変な癖がついたまま上達せずに話せるようになると考えます、
と言えると思います。
短所は自分に足りないと感じ、不満があるとことなので
すぐに思い浮かび、長所についてはもうできている、または
満足がいっているところなので、思い浮かばない、ということが
よくあります。
要するに普段は自然と自分の短所に目がいきやすいということですね。
でも、わざわざ面接で短所をアピールしてもしょうがないですので、
短所が思い浮かんだら、無理やりにでもそれを長所と考えたら?
と考える練習をしてみると良いと思います。
ちなみに、私はセミナーなどで初対面の人と話を盛り上げられません。
自分からどういう話を振っていってよいか分からないのです。
これなども短所だと思いますが、それを無理やり長所に置き換えるなら
「はじめて会った人に、無理に媚びない」
と言えるかもしれません。
ただ、1つ注意して欲しいのは、これをすることで現状の短所から
目を背けていいという訳ではない、ということです。
私はやっぱり初めてお会いした人と話をはずませたいのです。
ですから、「無理やり媚びない」という長所はあるかもしれませんが、
その代わり
「言葉は少ないけれど、心に響く言葉を投げかけられるようになりたい」
という願望はあります。
そして、そのための方法を学ぼうとしています。
短所は短所で、それに目をつぶるのではなく、自分ならそれをどう克服するのか、
逆にどう活用するのか、ということをセットで考えておくと
最終的にはより強力な自己PRができるようになりますね。
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