2010年9月22日水曜日

言葉のマク 1

唐突ですが、合コンをしたことがありますか?


私は大学生の時からよくやっていましたが、

私が合コンをやってモテるという事はなかなかありませんでした。


そんな中、私の友人の1人はとてもモテてたんですね。

「なんでコイツはいきなり会った人にこんなにモテるんだろう?」

と不思議に思って、彼の合コンでの行動を毎回見てたんです。


そうしたら分かったことが2つありました。それは、


1つは「敬語で話さない」ということ。

2つは「すごく嫌われる人もいる」ということ。

だったのです。


まず「敬語で話さない」ですが、いきなりの第一声で敬語で入ってしまうと

これを後で切り替えるのは難しいです。

なので、いきなりタメ口。

名前も「苗字+さん」で絶対呼ばない。

「名前+ちゃん」が基本。だから最初に名前を聞いて、

「●●ちゃん!」と読んでしまう。


敬語ってある程度の年齢になると自然と常識になっちゃいますよね。

でも、これが自然と相手との距離を作っているのです。

敬語を話さない子供たちが、

いきなり仲良くなるのはこういうことなのかもしれないですね。


まあ、今、全ての人にいきなり敬語で話さない、というのも

誤解を生みやすくなので難しいですが、それでも合コンという場で

敬語が本当にふさわしいのか、というと違うということです。

友人の話し方を見ていると、

「知り合いになりに来たのか、親密になれる人を探しにきたのか」

というメッセージを感じたんですね。

しかし、彼の場合は1時間もしないうちに話していた女の子に、

「お前バカだな!」

とか

「エロいなー!」

とか話始めるわけです。

そして相手の女の子もそれに対してノってきて話をしていました。

ただし、このやり方は当然嫌われるときもあります。

合わない人には「あの人絶対イヤ!」と言われます。

でも、それはそれで仕方がない。

まず自分が敬語という“マク”を張らないで相手と話をすることで、

それで「キライ」と言われたらいいじゃない、という感じなんですね。


合コンという場で

「相手に嫌われたくない」

という思いが生まれるのは自然だと思いますが、

だからと言って「話し方」で相手と距離を置いてしまうと

それを近づけるには時間がかかります。

合コンという時間が限られた場面で、

時間がかかるやり方をしていたのではなかなか

結果を出すのは難しいわけです。


そう考えるとこの友人のやり方は理にかなっていると思うんですね。

自分もその考え方に同感できたので、

その後は私もそのやり方通りに実践し、

後々知り合ったのが今の奥さんです。^_^;


で、このままで終わるとただの「合コン」講座なのですが、

面接でもこの要素が必要な部分があります。


前置きが長くなったので続きは次回!

0 件のコメント:

コメントを投稿