2010年9月15日水曜日

写真で採用が採れるのか?

一般的に自己PRや志望動機など、繰り返し作り直せば作り直すほど完成度が高くなります。

実際にやればすぐに分かりますが、例えば自己PRを自分で書いてみて、

それを毎日1回ずつ書き直してみます。

1週間それを続けた後に、初日に自分が書いた自己PRを見ると

きっと愕然とすると思います。

なんだか幼稚な文章だな、と思えるはずです。


残念なことにそういった「幼稚な」内容で

本番の面接に向かう人はたくさんいます。

特に学生などの新卒者は、そのほとんどがこの部類に入ります。


自己PRや志望動機など1回で完璧に書けるはずもありませんので

最初の書いたものは数十回書き直すためのスタートに過ぎません。


ですから、自己PRも志望動機も、必ず根気よく書き直していってくださいね。


と、いうことでここから今日の本題に入るのですが、^_^;

学生からの質問の中でこんなものがありました。


「写真は●●(某有名デパート)で撮ると採用される、

という噂を聞くのですが、こういうことは実際あるのですか?」


まず結論は、

「写真は写真のプロに撮ってもらう。それがどこであるかは大差なし。」

です。

当たり前といえば当たり前ですね。

就活のための写真は、必ず写真のプロに撮ってもらってください。

決して駅や家電量販店などにある機械で撮らない様に。

その写真の差は大きくでるので、これだけは守ってください。

ただ、プロに撮ってもらえるのであればそれがどこだという特定のものはありません。

(あまりにも下手なプロは当然ダメですよ)


先ほどからかなり当たり前の話をしているのですが、

なぜこういう当たり前の話をあえてしているかというと、

この中に、就活中の学生の根本的な問題が潜んでいるからです。


その根本的な問題とは、

「面倒臭がる」

ということです。


今回のメールの最初でお伝えした、

「自己PRと志望動機を書き直す」

というのは面倒臭い作業です。

せっかく書いたのにまた書き直すわけですから、

とても面倒くさい作業なのです。

しかし、絶対に効果がある。間違いなくあります。


でも、これって学生自信も心の奥では感づいていると思うんです。

本当はこれをやったほうがいいんだろうな、と。


でも面倒くさい。


一方写真のことは違います。

「ひょっとして自分が落ちるのは写真が悪いのでは・・・」

「写真をよくしたら1次面接が通過しやすくなるんじゃないだろうか」

という考えが浮かんでくるのだと思います。


ただ、それも学生は薄々感づいているはずです。

「それは関係ないんじゃないか」と。


それなのに、「写真も関係しているかも」という感じになってしまうのは、

もしそれが本当なら

「手っ取り早い」からです。

お金で済む問題なら「簡単」だからです。


要するに楽をしたいだけ、ということですね。


でも、例えば人気のある企業を受けるという場合、

どういうところで採否が分かれるかといえば、

どれだけ面倒なことをコツコツやれていたか、

だと思うのです。


みんな面倒なことなんてしたくはありません。

自己PRとか志望動機とかそんなものを何度も書きたくない。

それでも書いている人がいて、その人は

「あ、やっぱり書き直すと全然違うな」

と気づいていたりする訳です。


何度も落とされて・・・

と言って悩む人もいますが、本当に自分自分の面接のやり方に

徹底して時間をかけているのでしょうか。


自己PRや志望動機をどれだけ書き直しているのでしょうか。


やればよいことだと思っていることを

面倒くさがらずにやれた人が最終的に採用を勝ち取っているのだと思います。


あなたは面倒くさがらずにできていますか?

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